サウナの入り方や水分補給まで徹底解説!「ととのう」ために必要なこと
「サウナに入ってととのう」といったことが最近では話題になっていますね。
サウナに入ることによって交感神経が優位に働き、頭がすっきりすることでととのったといった感覚を得ることができます。
今回はサウナの効果的な入り方や水分補給、注意点やととのうために必要なことを解説していきます。
疲れを吹き飛ばせるサウナの入り方について知りたい人は必見の内容です。
本記事の内容
・サウナの効果的な入り方
・サウナでの注意点
・サウナでととのうために必要なこと
・サウナで失う水分量
・サウナでの水分補給
サウナの効果的な入り方とは
そもそもサウナでの効果的な入り方は以下のとおりです。
①水分補給
②サウナ
③シャワー
④水風呂
⑤外気浴
⑥水分補給
順に解説していきます。
①水分補給
サウナでは約400ml〜500mlの汗をかくと言われているため、サウナ前の水分補給は必須です。
サウナ前の水分補給を忘れてしまうと脱水症状などになってしまうため、十分に注意してください。
②サウナ
実際にサウナに入っている時間は5〜10分程度がおすすめです。
特に最初のうちは5分程度に留めておき、座る場所も温度の低い下の方に座るようにしてください。
サウナ室は階段状になっていますが、1段あがると5℃温度が上がるため、最初のうちは下段で5分程度にしておきましょう。
③シャワー
サウナから出たら、汗をシャワーでしっかり洗い流しましょう。
そのまま水風呂に入りたくなりますが、衛生的に良くないため必ずシャワーを浴びてください。
④水風呂
シャワーを浴び終わったら水風呂に入っていきます。
水風呂は気持ちいいですが大体30秒から1分程度の時間で入るようにしましょう。
あまり長く入っていると体が冷えすぎてしまい、逆効果になってしまうため注意してください。
⑤外気浴
水風呂の後は血流が良くなっているため、外気浴にて副交感神経系を優位に働かせることができます。
外気浴によって、自律神経のバランスをととのえることができ、これがいわゆる「ととのう」と呼ばれる時間です。
⑥水分補給
最後にサウナで水分を消費していますので、水分補給を行います。
このようなサイクルを2〜3セットほど繰り返して行きます。
こうすることにより副交感神経が優位に働き、自律神経のバランスが整い、リラックスすることが可能です。
サウナでの注意点について
リラックスできるサウナはいつでも利用したくなりますが、好ましくない場合もありますのでしっかりと覚えておきましょう。
サウナでの注意点については以下の通りです。
・満腹時には利用しない
・髪や体を洗ってから利用する
・休憩を必ずとる
・毎日は入らない
・運動前に入らない
順に解説していきます。
満腹時には利用しない
サウナは満腹時に利用することのないようにしてください。
人間の体は満腹時、胃に入っている食べ物を消化するために胃や腸などに血液が集中します。
一方で、サウナに入っていると、心拍数は上昇し、血流が促進され、血液が全身に分散されてしまいます。
血液が全身に分散されてしまうことで、消化の働きが弱くなってしまい、結果的に消化不良になってしまうのです。
また、満腹時にサウナに入っていると気分が悪くなってしまう場合もあるので、食後2時間程度空けてから利用するようにしてください。
髪や体を洗ってから利用する
サウナは髪や体を洗ってから利用するようにしましょう。
ほとんどの場合、サウナは温泉施設にあるため、多くの人が利用します。
そのため髪や体を洗ってない状態で汗をかくサウナに入ってしまうと、衛生的に良くありません。
また、汗をかくこともサウナのメリットとされているため、髪の毛や毛穴などに汚れがたまっている状態だとうまく発汗することもできません。
必ず髪や体を洗ってから利用するようにしてください。
休憩を必ずとる
先ほどサウナの効果的な入り方についてお話ししましたが、必ず休憩を取るようにしてください。
最後の水分補給をした後、休憩を取らずにサウナに入ってしまうと、体調不良を引き起こす可能性もあります。
ととのうことは確かに重要ですが、サウナにずっと入っていればいるほど効果的といったわけではありません。
必ず1セットごとに20〜30分程度は休憩を取るようにしましょう。
毎日は入らない
ととのうことに快感を覚えてしまうと、ついつい毎日入りたくなってしまうのはサウナです。
ただし、高温の部屋に入り、その後に水風呂に浸かるといったことになるため、想像以上に私たちの体はダメージを受けています。
もちろん週に2〜3回程度ならば問題ありませんが、毎日入るとなると逆効果です。
ととのいたいあまりに毎日入ってしまう人もいますか、毎日は入らないように気をつけてください。
運動前に入らない
気分を良くするために運動前にサウナに入りたくなりますが、サウナは体温を下げづらくします。
そのため運動中に体温が下がりにくい状態になってしまうのは非常に危険です。
サウナには運動前に入らないようにしてください。
サウナでととのうために必要なこと
サウナでととのうために必要なことは以下の通りです。
・空腹時に利用する
・疲労感のある状態で利用する
順に解説していきます。
空腹時に利用する
空腹時は胃や腸で食べ物を消化する必要がないため、全身にしっかりと血流が回って行きます。
サウナでは全身に血流が回っていくため、消化が必要など、特定の場所に血流が溜まってしまうことは非常に良くありません。
満腹時に利用すると消化不良を起こすため、空腹時に利用するようにしましょう。
疲労感のある状態で利用する
そもそもサウナのととのう感覚というのは「体は疲れているが脳が活性化している」といった状態です。
つまり、体が疲れていない状態でサウナを利用しても、体と脳の疲れの差が小さいため、効果を実感しにくいのです。
脳が活性している状態と体の疲労度の差を大きくするために、ある程度は疲労感のある状態で利用すると良いでしょう。
サウナで失う水分量について
1回のサウナで失う水分量は「400ml〜500ml」とされており、長時間サウナに入っている人だと500ml以上失われていることになります。
就寝時に汗で失われる水分量が「350ml」とも言われているため、それ以上の水分を数分のサウナで消費しています。
さらに多くの汗をかいているため水分を失っているだけでなく、ミネラルも失われています。
ミネラルが不足すると貧血になってしまったり、逆に疲れやすくなったりするため、サウナでのメリットが失われてしまうのです。
サウナは多く汗をかき、かなりの水分量が失われてしまうため、水分補給は欠かさず行うようにしてください。
サウナでの水分補給について
サウナにおける水分補給の方法については以下の通りです。
・タイミング
・適している飲み物
順に解説していきます。
タイミング
タイミングとしてはサウナに入る前と入った後に水分補給をすることが望ましいです。
もちろん可能であればサウナ最中の水分補給も必要ですが、多くの温泉施設のサウナでは難しいでしょう。
1セットで必ず350ml以上の水分補給を行うようにし、3セット繰り返すのであれば必ず1L以上の水分は補給するようにしてください。
適している飲み物
サウナにおける水分補給で適しているのは「ミネラルが入っている飲み物」です。
例えばミネラル麦茶やスポーツドリンクなどがおすすめです。
お水を選ぶ場合は、水分以外にもミネラルが消費されているため、ミネラル入りの天然水が良いでしょう。
まとめ サウナでととのうためには適切な水分補給が大切
サウナでととのうためには適切な水分補給は欠かせません。
サウナ前後の水分補給はもちろん、ミネラルが入っている飲み物をしっかりと選びましょう。