白湯とは？白湯のメリットと飲むタイミング、つくる方法を紹介
体に良いといわれる白湯ですが「そもそも白湯って何？」「飲むとどんなメリットがあるの？」と疑問に思うのではないでしょうか。
この記事では、白湯とは何かを紹介しながら、白湯を飲むメリットを解説します。
あわせて白湯をつくる方法も紹介していますので、白湯を日々の生活に取り入れたい人はぜひ参考にしてください。
白湯とは？
白湯とは、お水を一度沸騰させてから50℃程度の飲める温度に冷ましたものです。
お水以外のものは何も入れません。白湯の読み方は「さゆ」、または「しらゆ」と読みます。
白湯と似た飲み物でお湯がありますが、白湯とお湯は異なる飲み物です。
白湯はお水を一度沸騰させ、不純物を取り除いたものです。一方、お湯はお水を40℃以上に加熱したものを指します。
つまりお水を沸騰させたか、沸騰させていないかとの違いと不純物の有無で、白湯かお湯かが決まるのです。
白湯を飲むメリット
白湯にはたくさんのメリットがあります。
白湯を飲むことで期待できる効果を紹介します。
水道水の不純物が取り除ける
私たちが普段飲んでいる水道水は消毒がされていますが、その消毒の過程でトリハロメタンが生成されます。
トリハロメタンは発がん性があることがわかっている物質です。
水道水に含まれるトリハロメタンの量は水道法で厳しく定められており、0.1mg/L以下とごくわずかで健康に影響がないとされていますが、気になる点ではあります。
トリハロメタンは、水道水を10分以上煮沸し続けることで取り除くことができるため、10分以上煮沸した白湯であれば安心して飲めます。
カルキ臭がなくなる
水道水は残留塩素が含まれているため、カルキ臭といわれる独特な臭いと味がすることがあります。
このカルキ臭が要因で「水道水を飲むのが苦手」という方もいるでしょう。
お水を煮沸するとカルキ臭の要因となる残留塩素を取り除くことができますので、白湯ですと気になる臭いはありません。
消化を促す
白湯は胃や腸を温めて活動を高め、消化を促すメリットがあります。
一方、冷たいお水は胃や腸を冷やすため、必要な栄養素を体内に吸収できず体調不良を引き起こすケースがあります。
また暑い季節、夏バテの要因のひとつに冷たいお水の飲みすぎがあるため、注意が必要です。
基礎代謝がアップする
白湯で体が温められることで、基礎代謝がアップします。
基礎代謝とは、呼吸や体温調節など私たちが生きるために必要なエネルギーのことで、意識しなくても消費されているエネルギーをいいます。
内臓の温度が1℃アップすると、基礎代謝がおおよそ10%もアップするともいわれています。基礎代謝がアップすると脂肪燃焼効果が高まる、細胞のターンオーバーが整い若々しくなる、冷え性やむくみが改善するといったうれしい効果が期待できます。
お通じの調子が良くなる
白湯によって消化が促されるため、お通じの調子も良くなります。
便秘の要因は胃や腸の動きが悪くなっていること、水分の量が足りないことや食生活、ストレスや緊張などが挙げられます。
白湯を飲むとストレスや緊張が和らぎリラックス効果を得られることも、お通じの調子が良くなる理由のひとつです。
デトックス効果がある
白湯を飲むと体が温まり血のめぐりが良くなるため、体内にたまっている老廃物や毒素の排泄を促す効果が期待できます。
体にはさまざまな老廃物や毒素が溜まりますが、尿やお通じ、汗から体外に排泄することで体の調子が整えられます。
美肌に導く
白湯によって基礎代謝がアップし、お通じの調子が良くなると美肌に導かれます。
年齢を重ねると肌のターンオーバーが乱れるため、シミやシワなどができやすくなります。
また便秘は老廃物と毒素が体内にめぐるため、肌トラブルに繋がりやすいです。
白湯で肌のターンオーバーを整え、お通じで老廃物と毒を排泄することで、美肌効果が期待できます。
白湯はダイエット効果がある？
ここまで白湯のメリットを紹介しましたが、体に良い白湯はダイエット効果があるのか気になるのではないでしょうか。
白湯は基礎代謝アップによる脂肪燃焼効果が期待できるため、痩せやすい体をつくる手助けになります。
しかし、白湯を飲むだけでダイエットになるというわけではありません。
ダイエットは、バランスの良い食生活や生活習慣の見直し、運動を取り入れることで効果的にできます。ダイエットをしたい方は、上手に白湯をダイエットに取り入れるといいでしょう。
白湯を飲むタイミング
白湯はいつ飲んでもかまいませんが、1日の中でも特に飲むと良いタイミングを紹介します。
朝起きたとき
朝起きたときに白湯を飲むと、胃や腸が刺激され目覚めのスイッチが入ります。
また白湯によって血のめぐりが良くなるため、体が活動しやすい状態になります。
加えて、朝起きたときの白湯は朝食を食べる前のタイミングのため、胃や腸が温まり栄養が吸収しやすい状態になるのです。
食事の前
先に紹介したように、食事の前に白湯を飲むと胃や腸が温まり栄養が吸収しやすい状態になるため、朝食だけでなく昼食や夕食の前にも白湯はおすすめです。
しかし、たくさん白湯を飲みすぎると、食事が進まなくなるかもしれませんので、飲み過ぎには注意しましょう。
就寝前
就寝前に白湯を飲むと体が温まり、冷えによる寝つきの悪さの改善が期待できます。
また白湯はストレスや緊張が和らぐリラックス効果が期待できるため、寝つきが良くなる効果が期待できます。
ただし、眠る直前に飲むと胃腸が刺激され目覚めのスイッチが入ってしまうため、眠る30分前までに飲むのが理想です。
白湯のつくり方
白湯を飲むメリットを知ると、日常に白湯を取り入れたいと思ったのではないでしょうか。
ここでは、白湯のつくり方を紹介します。
やかん・鍋でお水を沸騰させる
やかんや鍋を用いて白湯をつくる手順を紹介します。
- やかん、または鍋に水道水を入れ、フタをして沸騰させる。
- 沸騰したらフタを外し、火を弱めて10分煮沸させる。
- 火を止めて飲める温度まで冷やす。
水道水から白湯をつくるポイントは沸騰したらフタを外すこと、10分は煮沸することです。
フタを外すことで、トリハロメタンがやかんや鍋の中にとどまるのを予防できます。
またトリハロメタンはお水の温度が上昇すると増加するとわかっており、10分煮沸することで取り除けます。
電子レンジでお水を温める
不純物が含まれないお水を使う場合は、電子レンジでも白湯が作れます。
- 電子レンジ対応のコップにお水を入れる。
- 500Wの場合は2分、600Wの場合は1分30秒程度温める。
- 飲める程度まで冷やす。
電子レンジで水道水を温める方法は、水道水に含まれる残留塩素やトリハロメタンを取り除くことは難しいので、天然水やミネラルウォーターを使いましょう。
ポットでお水を温める
電気ポットや電気ケトルでも白湯がつくれます。
トリハロメタンを除去するには、フタを開けた状態で沸騰を数回繰り返します。
コスモウォーターがあれば簡単においしい白湯が飲める
白湯がもたらす体へのメリットは魅力的なものばかりです。
白湯をつくる方法を紹介しましたが、どれも手間がかかる方法なので、白湯をつくるのが面倒に感じたのではないでしょうか。
しかし、自宅にウォーターサーバーがあれば、お水を沸騰させる必要がなく、手間いらずでいつでも飲みたいときにすぐに白湯が飲めます。
ウォーターサーバーの中でもおすすめしたいのがコスモウォーターです。
コスモウォーターの天然水は不純物が含まれない天然水なので、沸騰が不要で白湯を飲むことができます。また、温水と冷水がすぐ出るので、冷まさず混ぜるだけで温度の調整がしやすいのも白湯を頻繁に飲む際に便利です。
コスモウォーターは、豊富なミネラルが含まれているため、口あたりがまろやかでおいしいのが特長です。
また汲み立ての天然水を速やかに自宅にお届けするので、いつでも新鮮なお水を飲むことができます。
もちろん水道水に含まれる残留塩素やトリハロメタンも含まれていませんので、おいしく安心して飲めるメリットもあります。
コスモウォーターを使って、日々の生活に白湯を取り入れれば、体調の良い変化を実感できるのではないでしょうか？
