風邪をひいて喉が痛いときにおすすめの飲み物
風邪をひいて喉が痛いときは、適切な水分補給が非常に重要です。しかし、飲み物によっては喉の痛みを悪化させてしまう場合があります。
そこで本記事では、風邪による喉の痛みを和らげるためのポイントや、おすすめの飲み物、避けたほうがよい飲み物について詳しく解説します。
喉の痛みを和らげるためのポイント
まず、風邪による喉の痛みを和らげるには、以下3つの方法があります。
- ・ 水分補給
- ・ 睡眠を十分に取る
- ・ 部屋を加湿する
水分補給
まずは、しっかりと水分補給をすることが重要です。喉が乾燥すると粘膜が傷つきやすくなり、細菌にも感染しやすくなるため、体調を崩すリスクが高くなります。水分補給には、できるだけ体温に近い温度の飲み物を飲むことが大切です。
睡眠を十分に取る
質のいい睡眠を十分に取ることで免疫力が高まり、喉の痛みを含む体調を整えることにつながります。質の高い睡眠を確保するために、「日中に適度な運動をする」「就寝前の食事や飲酒を避ける」「カフェインの摂取を控える」「寝る前のスマホ利用を止める」など、睡眠環境を整えましょう。
部屋を加湿する
部屋が乾燥していると、口や喉も乾燥し傷つきやすい状態になります。また、ウイルスが空気中に浮遊しやすくなるため、感染症にかかるリスクも高まってしまいます。加湿器などを使って部屋の湿度を上げるようにしましょう。
風邪をひいて喉が痛い時におすすめの飲み物
次に風邪をひいて喉が痛い時におすすめの飲み物をご紹介します。
白湯
風邪をひいて喉が痛いときには、白湯がとくにおすすめです。白湯は体温と近い温度なので、喉に優しく、体を中から温める効果があります。
消化を助ける働きもあるので、風邪で弱った胃腸をサポートします。また、血行を良くし、代謝を促進する効果もあるため、水分補給以外にもさまざまな効果が期待できます。
やかんでお湯を沸かして少し冷ますだけで白湯を作れますし、ウォーターサーバーが家にあればボタンひとつで用意できます。一日に何度もこまめに飲むことで、喉の痛みを和らげ体調を整えてくれる飲み物です。
緑茶
緑茶には抗酸化作用のあるカテキンが含まれており、喉の痛みの原因となっているウイルスや細菌の活動を抑える効果があります。また、ビタミンCも含まれており、免疫力を高めてくれるため、風邪をひいたときにおすすめです。
ただし、緑茶に含まれるカフェインは喉の刺激になることもあるため、飲みすぎには注意が必要です。カフェインを夜に取ると睡眠の妨げになることもあるので、就寝前にはカフェインフリーの緑茶を選ぶとよいでしょう。
紅茶
紅茶に含まれているポリフェノールには抗菌作用があり、風邪の諸症状を軽減する効果があります。特にアッサムティーには、ポリフェノールの中でも特に殺菌・抗菌・抗ウイルス作用があるとされる「テアフラビン」が多く含まれています。
アッサムティーを飲む場合には、ストレートもしくはレモンティーがおすすめです。牛乳を加えてしまうとタンパク質と結びついて、テアフラビンの作用が抑制されてしまう可能性があります。
はちみつ入りの飲み物
はちみつはビタミン、ミネラル、アミノ酸やポリフェノールなど豊富な栄養成分を含み、栄養価が高い飲み物です。温かいお湯や紅茶にスプーン一杯のはちみつを加えることで、喉をコーティングし、痛みを軽減してくれます。
また、はちみつの甘みを構成する主な成分は、疲労回復に役立つ単糖類で、体に吸収されやすく胃腸の負担が少ない成分です。すぐにエネルギー源となるので、喉の症状の緩和や体調を整えるためにも効果的です。
なお、乳児ボツリヌス症予防のため、満1歳までの乳児には、はちみつの使用を避けてください。
生姜入りの飲み物
ホットレモンジンジャーなど、生姜の入った飲み物もおすすめです。生姜に含まれる香り成分のガラノラクトンや辛味成分のジンゲロールのどちらにも、喉の痛みを緩和する効果が期待できます。
また、生姜は加熱するとジンゲロールの一部がショウガオールに変化し、体を温める働きをしてくれます。体温が1℃上がると免疫力が5～6倍高まるといわれているので、積極的に試してみましょう。
大根入りの飲み物
大根の辛味成分である「アリルイソチオシアネート」には殺菌作用があるため、大根おろしを温かいお湯に加えた大根湯は、喉の痛みに効果的です。大根そのままではなく、すりおろされることで、より効率的に成分を摂取できます。できるだけ、すりおろし汁も一緒に飲みましょう。
また、大根にはビタミンCやカリウムが豊富に含まれており、風邪の初期症状にも効果を発揮します。
野菜ジュース
野菜ジュースに含まれるビタミンAには、喉の粘膜を保護する役割があります。もちろん食事からも補える成分ですが、野菜ジュースならより手軽に摂取できるでしょう。
ただし、果汁をブレンドした野菜ジュースには糖分が多く含まれており、飲みすぎるとカロリーの過剰摂取につながるので注意が必要です。自宅で新鮮な野菜を使ってジュースにするとより健康的でしょう。
喉が痛い時に避けたほうがいい飲み物
一方、喉が痛いときには避けたほうがいい飲み物もあります。飲むことで喉の痛みを悪化させたり、体調悪化につながったりする可能性もあるので注意しましょう。
お酒
喉が痛いときの飲酒は避けましょう。お酒は喉の粘膜を刺激し、炎症を悪化させる可能性があります。
また、アルコールを体内で分解する際に、大量の水分を消費します。水分不足になることで、喉が乾燥し炎症を引き起こすこともあります。
烏龍茶
烏龍茶に含まれるカフェインには、喉を刺激する作用があります。また、カフェインにはアルコール同様に利尿作用があり、体内の水分を減少させるため、喉の乾燥につながります。
烏龍茶には油を分解する作用があるため、油っぽい料理を食べた後に飲むとよいといわれています。しかし、喉に炎症がある場合は、必要な油分も取り除いてしまうため、喉の炎症を悪化させる可能性があります。
炭酸飲料
炭酸飲料は刺激が強いため、喉の粘膜が刺激を受けさらにイガイガを感じやすくなります。また、炭酸飲料を冷たい状態で飲むと、これも喉を刺激する恐れがあります。
どうしても炭酸飲料が飲みたい場合には、炭酸を少し抜いて刺激を減らし、かつ常温に近い状態で飲むようにしましょう。
熱すぎる飲み物
喉が痛い時に熱すぎる飲み物を摂取すると、喉の粘膜がさらに刺激され、炎症を悪化させる可能性があります。熱いスープやお茶を適温まで冷ましてから、飲むようにしましょう。
カフェイン入り飲料
カフェインには利尿作用があり、体内の水分を減少させるため、喉の乾燥を助長する可能性があります。コーヒーやエナジードリンクなどは、風邪の際に避けたほうがよいでしょう。
カフェインの摂取は、喉の痛みを強めるだけでなく、睡眠の質を低下させることもあります。風邪の回復には質の高い睡眠が不可欠なため、カフェインフリーの飲み物を選ぶことを推奨します。
まとめ：喉にいい飲み物をウォーターサーバーで作ろう
風邪をひいて喉が痛い時には、こまめな水分補給が重要です。白湯や生姜湯、はちみつ入り飲料など、喉に優しい飲み物を選びましょう。
飲み物を作る際には水道水ではなく、天然水で作ると美味しく飲むことができます。特に、ウォーターサーバーなら適温のお湯をボタンひとつで簡単に用意できるのでおすすめです。
コスモウォーターは、数多くの品評会で高い評価を受けた美味しい天然水を新鮮なままお届けしています。喉の痛みが気になることが多い方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか？
