食事中にお水を飲んでも大丈夫?飲むときの注意点とポイント
食事中にお水を飲みすぎないほうがいいという話を聞いたことはありませんか?結論から申し上げますと、注意点さえ守れば食事中にお水を飲んでも問題はなく、むしろメリットも多く存在します。
そこで本記事では、食事中の水分についてどれだけ飲めば良いのか、どのような点に注意するべきかなどの情報をまとめました。
食事中に水を飲んでもいい?
食事中に水分を摂ることには、さまざまなメリットがあります。口の中を湿らせたり、味覚を敏感にしてより食事のおいしさを感じられたりするので、食事中には適度な水分補給を行うようにしましょう。
食事中の水分補給のポイント
では、食事中にはどのように水分補給をすればよいのでしょうか?3つのポイントを解説します。
食事前にレモン水・お酢
食事中にお水を飲み過ぎると、血糖値が上がりやすくなることがあるといわれています。血糖値上昇を防ぐには、食事前にレモンを絞ったお水かお酢を飲みましょう。お酢やレモンなどのクエン酸を含んだ水分は、血糖値を下げてくれる効果があります。ダイエットのために血糖値をコントロールしたいと考えている方にもおすすめです。
食事中のコップ一杯
食事中の水分補給では、コップ一杯程度の量(およそ250ml程度)を飲むとよいでしょう。一気に飲むのではなく、少しずつ飲むと効率的に体内に吸収されます。
常温のお水
暑い時期であれば冷蔵庫で冷やした飲み物を飲みたくなるかもしれません。しかし健康的な水分補給を行うなら、常温のお水がいちばんです。
冷たいお水もおいしいですが、急激に身体を冷やしてしまうため代謝が低下し、胃腸の働きが悪くなってしまうことがあります。
また、常温のお水を飲むと胃腸の働きが改善され、消化が促されるため血糖値が上昇しにくくなります。
食事中の水分補給の注意点
ここからは、食事中に水分補給をする際の注意点について見ていきましょう。水分を摂ることにはメリットもありますが、その反面、デメリットや注意点もあるので正しく飲むことが大切です。
大量のお水を飲まない
食事中の水分補給では、「大量のお水を飲まないこと」に注意してください。お水を飲みすぎると、さまざまな問題が起きる可能性があります。
【理由①消化不良になる恐れがあるから】
まずは、胃酸が薄まって消化が悪くなる可能性があります。胃の中に入った食べ物は胃酸によって溶かされ、消化・吸収されます。そのため胃酸の働きが弱くなると、食べ物をスムーズに消化できません。しかし食事中にお水を飲みすぎてしまうと、胃酸が薄まってしまいます。
薄い胃酸では十分に食べ物を消化しきれず、消化不良になることも。消化に時間がかかることで、胃への負担が大きくなることも考えられます。胃酸が薄まらないように、食事中にお水は適度に飲むことをおすすめします。
【理由②血糖値が上がりやすくなるから】
食事中にお水などを飲みすぎると、血糖値が上がりやすくなることがあるといわれています。
炭水化物を摂ると血糖値が上昇します。そして上昇した血糖値を下げるため、「インスリン」と呼ばれる物質が分泌されるのが体内の仕組みです。
実は食事中に多く咀嚼すると、インスリンが分泌されやすくなるという研究結果があります。水分とともに食べ物が食道に流れていってしまうと、咀嚼する回数が減ってしまうため、インスリンが分泌されにくくなり、血糖値の上昇につながるというわけです。
食べ物はよく咀嚼して飲み込み、口の中のものを飲み込んだ後に水分補給をするようにしましょう。
参考:食事が血糖値に及ぼす影響
【理由③満腹感が得られにくくなるから】
満腹感は咀嚼によって得られるものです。食べ物が口の中に残っている状態で水分を摂ると、咀嚼回数が減り、満腹感を得られにくくなってしまいます。結果的に食べすぎてしまうことがあるため、注意するようにしましょう。
加糖飲料をなるべく避ける
食事中は血糖値が上昇するため、ここで甘い炭酸飲料や砂糖が入ったコーヒー、紅茶などの加糖飲料を一緒に飲むと、血糖値が上がりすぎてしまう可能性があります。
食事中に飲むなら、お水かお茶がベスト。カロリーと糖質が少なく、食事中の水分補給に適しています。
まとめ:食事中のお水は飲みすぎと種類に注意!
食事中にお水などを飲んでも問題はありません。しかし飲みすぎると、胃酸が薄まって消化が悪くなってしまうなどデメリットもあるので、コップ一杯程度の量に抑えておきましょう。また、飲むなら常温のお水が最適です。お茶も良いですが、もっと食べ物の味を繊細に感じたいという場合、茶葉による風味がないお水の方が適しています。
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