日本が誇る名水とはどのようなお水?名水百選の特徴や人気の名水も紹介

おいしいお水を飲みたいと思ったとき、「名水」と呼ばれるお水のことを思い浮かべる方が多いかもしれません。

市販のミネラルウォーターなどで「名水」と謳われている商品を目にしますし、「名水」と聞くと特別感があり、安全でおいしいというイメージが湧くのではないでしょうか?

そこで今回は、名水について話を進めていくにあたり、「名水百選」の基準や特徴を紹介します。また、名水が飲み水として適しているのかについても説明します。

名水について詳しく知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。

名水百選について。選定基準は?

まずは、環境庁(現:環境省)が昭和60年に選定している名水百選の選定基準について、詳しく解説します。

水質水量、周辺環境、親水性の観点から見て水質良好

水質が高く、水量も豊富であることを重視し、水源地が選定されています。こちらでいう水質の高さは、必ずしもそのまま飲める安全でおいしいお水ということではありません。

また、周辺環境の状態や水や川にどれだけ親しみを持っているかという親水性の高さも選定の重要なポイントです。

水源地周辺が美しいこと、自然環境が保たれていること、人々の生活に水源地が密接に関わっていることなどが評価されています。

地域住民による保全活動が行われている

名水百選に選ばれる水源地のある地域は、水源の保全活動が積極的に行われていることが重要です。

地元の住民や自治体が水源地の保全や環境保護に協力している場合、選定の優先度が高まります。

名水百選に選ばれている水源は、地域が一丸となって大切に守っているものだと言えます。

規模や希少性、知名度なども

水源地の規模や希少性、地域的な知名度も選定基準です。

水源の規模が大きい、希少な成分が入っている、地域自体の知名度が高いなどの要素があると、名水百選に選ばれる可能性が高まります。

これらの要素を総合的に判断し、昭和60年に選定されたのが名水百選です。

また、平成20年に「平成の名水百選」も選定されています。

名水百選は昭和から平成で変化

昭和の名水百選で選ばれた水源100地点のうち、81地点が湧水や地下水です。

湧水や地下水はフィルターの役割となる石や砂などを通過することで、自然にろ過され、地域によってミネラル成分が違い、それぞれ特徴が異なるお水となります。

これが、平成の名水百選では67地点に減少して、河川などの割合が増えています。

昭和の名水百選の残りの2割となる19地点は、河川水などが選出されました。これが平成の名水百選では、30地点に増加しています。

各都道府県から1つは選定されていた

昭和の名水百選では、各都道府県から必ず1地点は選定するという決まりがありました。

これにより、各都道府県で少なくとも1地点、多いところは4地点の水源地が名水百選に選ばれているのが特徴です。

しかし、平成の名水百選では必ず各都道府県から選ぶという決まりがなくなり、宮城や栃木、大阪など選ばれなかった都道府県もあります。

このように名水百選は、昭和から平成で少し基準を変えながら、選定されています。

名水百選に選ばれていても、雑菌だらけの場合も

昭和60年選定の「名水百選」も「平成の名水百選」でも選定基準は、「安全な飲み水」ということではなく、「地域全体で保全活動に力を入れていること」や「保全状況が良好であること」などです。

名水百選に選ばれているからといって、飲用に適することを保証するものではありません。殺菌しないと雑菌や不純物がたくさん含まれている場合もあることを覚えておきましょう。

名水百選の選定基準はおいしさではない

昨今、「名水百選のお水」と謳われているミネラルウォーターは数多く販売されています。

しかし、名水百選はおいしいという観点で選ばれているものではないということを念頭に置いておきましょう。

そのため環境庁のHPでは、市販のミネラルウォーターのパッケージに「名水百選に選ばれたおいしいお水」というような謳い文句を使うのは望ましくないとし、「名水百選に選ばれたお水を衛生的に処理して製造しています」など、事実に基づいた表記を行うのが適切だという見解が示されています。

名水をどのように、処理しているのかが、重要ということになります。

安全でおいしいお水を飲みたいならコスモウォーター

飲み水にこだわりたい、おいしく安全なお水を手軽に飲みたいという人は、コスモウォーターを導入するのがおすすめです。

コスモウォーターのおすすめポイントを3つ紹介します。

日本選りすぐりの採水地からお届け

コスモウォーターの天然水は、選りすぐりの採水地である静岡、京都、大分の3拠点で汲み上げ、お届けエリアからもっとも近い採水地のお水をお届けしています。

おいしくミネラルが豊富な天然水を厳選しているため、品質の高いお水を選びたい人にぴったりです。

それぞれの採水地のミネラル成分については、以下の通りです。地域により少しずつ差はありますが、どれもミネラル豊富です。

採水地静岡京都大分
硬度53mg/L30mg/L62mg/L
ミネラル成分 (100mlあたり)カルシウム1.5mgカルシウム0.8mg             カルシウム1.66mg
ナトリウム1.3mgナトリウム0.97mgナトリウム4.88mg
マグネシウム0.36mgマグネシウム0.16mgマグネシウム0.48mg
カリウム0.16mgカリウム0.05mgカリウム0.8mg
バナジウム6.1㎍  亜鉛0.016mg
    有機ゲルマニウム0.4㎍

世界に認められた味わい

コスモウォーターの天然水は、さまざまな国際的な水の品評会にて高く評価されています。

「International Taste Awards」という国際的な味覚品評会では、金賞・最高得点金賞・TOP50アワードの三冠を受賞しました。これは日本の天然水で初の快挙です。

また、「Berkeley Springs International Water Tasting」という国際的な水の品評会でも、コスモウォーターの天然水が30年ではじめて金賞(1位)を受賞しました。

他にも、モンドセレクションも10年以上連続金賞受賞しているなど、ぜひお墨付きのおいしさを体験してみてください。

安全性の高い天然水をお届け

名水百選に選ばれている水源のお水でも、大腸菌などが含まれていることによりそのまま飲めないお水がたくさんあります。

コスモウォーターでは、専門の検査機関に委託し放射性物質の影響・残留状況の検査を定期的に実施しています。

120項目以上にもおよぶ厳しい自社基準をクリアした天然水だけを出荷していますので、安心安全です。

これまで放射性物質やPFAS(PFOS/PFOA)が検出されたことはありません。

汲み上げてすぐにボトリング。だから新鮮

コスモウォーターのお水は、採水地で汲み上げた後48時間以内にボトリングして出荷しているため、非常に新鮮です。

ボトルは、使った分だけボトル自体が収縮し、外気に触れにくい「密閉型ワンウェイボトル」なので、最後の1滴まで汲みたての新鮮さが続きます。

サーバーには、タンク内に入るわずかな外気をクリーンにしたり、熱水を48時間ごとに自動循環させることでサーバー内をクリーンな状態に保つWクリーン機能も搭載しています。


今回は、名水百選について、選定基準や名水の特徴、人気の名水などを詳しく解説しました。

名水だからと言って必ずしもそのまま飲めるものではなく、不純物や雑菌が混ざっている場合もあるので、注意しましょう。

安心安全でおいしいお水を飲みたいなら、ミネラル豊富で徹底管理がされているコスモウォーターをお使いください。

湧水についてはこちら:湧水とは?タイプの違いや飲めるのかなど、意外と知らない情報を詳しく解説

〈参考サイト〉
名水百選|環境省
名水百選 ミネラルウォーターと名水について|環境省
名水百選ポータル|環境省
名水百選選抜総選挙|環境省
平成の名水百選の水質特性|地下水学会
(上記すべて参照:2023-12-22)

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