バナジウム天然水とは?効果・効能や注意点も紹介

バナジウム天然水は、日本国内では富士山麓で採水できる、ミネラル豊富で健康管理に役立つお水として注目されています。
また、バナジウムは、血糖値や血圧の管理、新陳代謝の促進など、生活習慣病の予防としても効果が期待できます。
今回の記事では、バナジウム天然水の特徴や効果、効能、そして飲む際の注意点について詳しく解説します。
バナジウム天然水とは?
バナジウム天然水は、ミネラル成分であるバナジウムを含んだ天然水のことです。
バナジウムは、自然界の中でも限られた場所に埋蔵されているミネラル成分で、日本ではバナジウムを多く含む玄武岩の地層を7層持つ富士山麓で採水されています。
ここでは、バナジウム天然水の特徴や味などについて詳しく解説していきます。
バナジウム天然水の特徴
バナジウム天然水の最大の特徴は、ミネラル成分であるバナジウムが豊富に含まれていることです。
バナジウム天然水は、血糖値や中性脂肪が気になる人、ダイエット中の人などにおすすめです。
ただし、これらの効果についてはまだ動物実験の段階で、人体への影響がどの程度あるかは、完全には解明されていません。
なお、バナジウム天然水のなかでもミネラルが多く含まれる場合は、赤ちゃんや腎臓に疾患のある方には負担になる恐れがあるため、注意が必要です。
バナジウム天然水の効果・効能
バナジウム天然水は、いまだにその効果・効能が完全に解明されたわけではないものの、さまざまな効果・効能があるとされています。
ここでは、バナジウム天然水の効果・効能について、以下の3点を詳しく解説します。
- ●動脈硬化の予防
- ●便秘の解消
- ●新陳代謝の促進
動脈硬化の予防
バナジウム天然水の定期的な摂取は、動脈硬化の予防にも役立つといわれています。
動脈硬化とは、血管が固くなり、血流が悪化することで引き起こされる病気です。動脈硬化は血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪の増加が原因の一つです。
バナジウムには、脂質の代謝を促進し、コレステロールの合成を抑制する作用が認められていることから、定期的な摂取によりコレステロールを減少させ、動脈硬化の予防に役立つといわれています。
便秘の解消
バナジウムは腸内環境の改善にも役立つといわれています。
バナジウムには、腸のぜんどう運動を活発化させる働きがあるといわれており、腸内での水分吸収が正常化されることで、便が柔らかくなり、排便もスムーズになります。これにより、便秘の改善や予防に効果が期待できるでしょう。
また、腸内環境が正常化されることで、体全体の健康状態も改善し、肌荒れなどにも効果が期待できます。
新陳代謝の促進
バナジウムには、体内の新陳代謝を促進する効果もあるといわれています。
新陳代謝は古い細胞を新しい細胞に入れ替える働きで、活発なほど健康な体を維持しやすくなります。これによりダイエット効果や疲労回復、体調の改善などに効果が期待できるでしょう。
また新陳代謝が活発になることで免疫力も向上するため、風邪やインフルエンザなどの感染症に対する抵抗力も高まります。
バナジウム天然水の味はおいしいの?
バナジウムは、甘みを感じさせる成分であるため、口に入った瞬間にほんのりとした甘みが感じられます。
際立った特徴はありませんが、口当たりがなめらかで、味のバランスが良く、誰にでも飲みやすいお水です。
国内で採水される富士山のバナジウム天然水は、軟水に分類されるため、さっぱりとして飲みやすく、日本人の味覚に合いやすいとされています。
料理やコーヒーなどにも適しており、日常生活で幅広く活用が可能です。
バナジウム天然水を飲む際の注意点
これまで解説した通り、バナジウム天然水にはさまざまな効果が期待できますが、一方で飲む際に注意しておいたほうがいいこともあります。
ここでは、バナジウム天然水を飲む際に注意すべき点について、詳しく解説します。
1日あたりの摂取量
1つ目の注意点は、1日あたりの摂取量に注意することです。
さまざまな健康効果のあるバナジウムも、過剰に摂取すると健康に悪影響を与える可能性があります。
日本では、バナジウムの摂取量については明確な基準は定められていませんが、米国の食事摂取基準では成人で「1日あたり1.8mg以下」とされています。市販の高濃度バナジウム水を1日2L飲んでも摂取上限値を大きく下回るため、大量に飲みすぎない限りはあまり心配する必要はありません。
ただし、硬水のバナジウム天然水の場合、マグネシウムが豊富に含まれているため、飲みすぎると過剰摂取になってしまう可能性もあるので注意しましょう。
出典:日本微量栄養素学会「食品および飲料水中のバナジウム含量と日本人のバナジウム摂取量(予報)」
飲むタイミング
バナジウム天然水の効果を最大限に引き出すには、飲むタイミングにも注意しましょう。
少量をこまめに摂取するのがおすすめですが、なかでも朝起きた直後や食事中、運動後がおすすめです。
朝起きた直後に飲むことで体内の代謝が促進され、消化機能が活発化されます。また、食事中に飲むと、血糖値の上昇が抑えられる効果が期待できます。さらに、運動後に飲むことで、水分補給の役割はもちろんのこと、バナジウムのミネラル効果が疲労回復にも有効に働きます。このように、バナジウム天然水を飲むタイミングを意識できると良いでしょう。
バナジウム天然水を宅配するウォーターサーバーはあるか?
バナジウム天然水の効果・効能を期待するのであれば、継続して飲むことも大事なポイントです。お水を定期配送するウォーターサーバーであれば、同じお水を継続してお届けされるため、毎回自分で買う必要がなくなります。
バナジウム天然水を宅配するウォーターサーバーはいくつかありますので、バナジウム天然水にこだわる方は、探してみましょう。
まとめ
本記事では、バナジウム天然水についてその特徴や効果・効能、飲む際の注意点などについて、詳しく解説しました。
バナジウム天然水は、血糖値の安定や新陳代謝の促進、動脈硬化の予防など、さまざまな健康効果が期待されているお水です。
ただし、健康効果があるからといって大量に飲みすぎると、マグネシウムの過剰摂取になってしまう恐れがあります。特に、赤ちゃんや腎臓に疾患のある方はバナジウム天然水の中でもミネラルが多く含まれる場合は避けた方がいいとされているため、いくつか注意点があることを覚えておくといいでしょう。